石津
いしづ
今川両国の港の一つ。永禄三年(1560)、今川義元が、清水に繋留してあった中間藤次郎の新船一艘に対する諸役免除を認めた書状には、今川氏領国の主要港と思われる港が具体名で列挙されており、石津はその中で、隣接する小河や清水、懸塚などとともにみえる。
参考文献
- 綿貫友子 『中世東国の太平洋海運』 東京大学出版会 1998
今川両国の港の一つ。永禄三年(1560)、今川義元が、清水に繋留してあった中間藤次郎の新船一艘に対する諸役免除を認めた書状には、今川氏領国の主要港と思われる港が具体名で列挙されており、石津はその中で、隣接する小河や清水、懸塚などとともにみえる。