碁石(豊後)

ごいし

 弘治元年(1555)、中国から豊後を訪れた鄭瞬功は、その著『日本一鑑』の中で豊後の特産物として「碁子」(碁石)を挙げている。

 この碁石は、現在の佐賀関町黒ヶ浜産の黒石と推定されている。黒ヶ浜地区では、その地名の通り、海岸沿いで大量の黒石を採集することができる。

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市場・積出港

人物

  • 鄭瞬功

その他の関連項目

参考文献

  • 鹿毛敏夫 「中世港町佐賀関と海部の海民文化」(川岡勉・吉賀信幸・編 『西国の文化と外交』 清文堂出版 2011)